2009年9月22日

子熊物語(1988年フランス)

え?今頃??って突っこまれそうですが…。。。
たしか角川配給かなんかで日本公開されてたのはボンヤリ覚えてるんだけど20年間全くノーチェックでした。
だって「子熊物語」って、大人の男子が観に行きたいとはとても思えないタイトルじゃん。
1988年つーたらもう立派?な社会人だったからね。

しかしコリャすごいね。白土三平の漫画がまんま実写化されたカンジじゃないですか?
この大人ヒグマさん(バート)と子熊(ユーク)は絶対に演じてるとしか思えない。
どうやって撮ったのでしょうか?粘り強く撮影機会を重ねてたのでしょうか??
でもユークはともかくバートに撮影中襲われる危険性だってあったわけで…。

いや、むしろバートさんは冷静に煙草でも吸って「カントク!こりゃいくらなんでもベタすぎやしないか??おれにそんなクサイ演技させるつもりか?ゴゥラ」とかってダメ出ししてたに違いない!w

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2009年3月26日

秋刀魚の味(1962年松竹)

プロ野球ファンの一端として今回の大会で大活躍した青木(ヤクルト)、杉内(ソフトバンク)、内川(ベイスターズ)などのマイナー(失礼)チームの選手の知名度が全国区(或いは全世界)で一気に名を轟かせたのは実に喜ばしいと思ったのでした。

私はどういう訳だか小津安二郎監督の遺作「秋刀魚の味」で中村伸郎演ずる笠智衆の旧友がオープニングシーンで語る「いやいや、今日は無理だ。大洋対阪神、今日がヤマなんだよ」を突拍子もなく思い出したのだった…。
かつての日本人は国民行事レベルでプロ野球観戦するのが当たり前だったのです。
大洋対阪神などのマイナーな試合でさえ全国区でTV放映されていた。
今年はヤクルト対ベイスターズ戦が熱くなるといいですな。。。

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2009年3月24日

スカイ・クロラ(2008年ワーナー・ブラザース)

日本野球にとって歴史的快挙、スゴイ日になったね。。。
これは宇宙空母ギャラクティカをスカイ・クロラの「散香」がついに撃墜しちゃったよ!
みたいなもんですか??

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2007年1月18日

JAWS・ジョーズ(1975年アメリカ)

 【ロサンゼルス17日時事】米カリフォルニア州のモントレー水族館は16日、映画「ジョーズ」のモデルとして知られるホホジロザメ(体長2メートル)を太平洋に放流した。飼育期間は137日間で、同水族館が保持する世界記録(198日間)の更新はならなかった。  ホホジロザメはどう猛ながら神経質で、飼育が難しい。同水族館は研究を重ね、2004年から05年にかけての198日間、長期飼育に世界で初成功。昨年夏にも1歳の「ジョーズ」が捕獲されたため、長期飼育に再挑戦していた。  2代目は大型水槽内ですくすく育ち、体重77.5キロと、捕獲時より30キロも増えた。初代は水槽内の魚を襲い始めたため放流を決めたが、今回は最後までマグロやカメと共生し、スタッフが与えるサケやギンダラだけを食べていた。  悠然と泳ぐ「人食いザメ」は来館者の人気者だったが、同水族館は「大きく成長し、これ以上放流を遅らせると、放流の運搬時にスタッフに危害が及ぶリスクが高まる」と考え、放流を決断した。
なんで放流したのかと思えばスタッフに危害が及ぶリスクが高まる理由なのね…。

虎だろうが羆だろうが陸の猛獣はなんだって飼育してるのに海の王者ホオジロザメは一年も飼育できないんだね…。。。

そういえばNHKの「プラネットアース」海の回でもオットセイを狙ってジャンプするホオジロザメの貴重映像があったのですが、あの映像もかなーりショッキングなものだったな。
だって映画「JAWS」まんまだったものなぁ…。。。。

映画「JAWS」の主役は全長8メートルでしたが実はこのクラスのホオジロザメはわりと存在するらしいのです。全長11メートル超の怪物も発見されてるって話…。
でも人間がリアルに恐怖を感じる大きさって8メートルの方が確実に上っぽい。
エイリアンなんかもあの大きさが妙に説得力があったのと同じ理由ですね!

25th アニバーサリー版持ってるのに懲りずにコレも買っちゃたさ…。
日本語吹き替えが付いてるんで…つい(笑)。

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2006年5月30日

日本沈没(1973年・2006年東宝)

「Gyao Magazine」創刊号に載る予定の取材マンガのため話題映画「日本沈没」試写を観る。

これは平成版「ガメラ」等の特技監督で有名な樋口真嗣氏が'73年に制作された「日本沈没」を最新CG技術&地球構造理論を取り入れ大胆にリメークした意欲作だ。
30年前の旧'73年版は小松左京さんの原作が出版されるや大ヒット!即、映画化され数億円の制作巨費導入と大好きな名匠橋本忍さんが脚色したにも関わらず実はあんま印象に残ってなかった…つーか幼かったわしはあんま興味湧かなかった作品なんですが
今回のは正真正銘、大人から子供まで楽しめるエンターティメント大作に仕上がってます(笑)。
パニック映画とゆーよりも、もはや正統怪獣映画に近い(怪獣出てないですが…w)かも!

樋口監督の監督デビュー作「ローレライ」はヲタ臭がキツくてわしはダメでしたが、これはケッコー楽しめましたよ。
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日本沈没
http://www.nc06.jp/

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2005年4月 8日

震える舌(1980年松竹)

うわぁ残念…。
松本清張とタッグを組んだ「砂の器(1974年)」「鬼畜(1978年)」の監督としてあまりに有名な日本映画界の重鎮ですが、わしが学生の頃にすごいホラー作品があるぞ〜!(笑)といろいろな意味で話題になった「震える舌(1980年)」が野村監督の名を強烈に印象付けられましたね…。←なにか間違ってる??(笑)
ご冥福を心よりお祈り致します。

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2005年3月16日

ミツバチのささやき(1973年スペイン)

先日、わしもとうとう40歳の大台になっちまってネ、思った事は…
そーいえば「ミツバチのささやき」に出てたアナ・トレントて、わしと同い年だったんだよなー。
うひゃーアナてもう40歳なんかー・・・。。。
つー事をふと思い、他人のそれもスペイン人の歳を感慨深げに思ったです。
そんなことよりも自分の行く先考えろや!(爆)

ごめん…ググったら、アナの生年月日は1966年7月12日だった(笑)。
なぜか、ずっと同い年だと思い続けてた…<謎

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2005年2月17日

ロング・エンゲージメント(2005年フランス)

avle.jpg
「アメリ」がすげー良かったので「ロング・エンゲージメント」も、ものすごく期待してしまうんだけど安易でせうか??(笑)
でもでもジャン=ピエール・ジュネ監督は外さないし(とゆーか良い作品ばかり撮ってますよね)
ジャンルに捕らわれず(あのエイリアンシリーズでさえ)しっかり自分の作品にしてます。
ジュネ独特の黄色いフィルムフィルターですっかりオトナな女性になったオドレイ・トトゥ主演第二の傑作になると信じて早く観に行きたいですわ〜。。。<まだ公開までちょっと先だけどねblink.gif
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..:: ロング・エンゲージメント ::..
http://long-eng.warnerbros.jp/

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